今回は、すでに使用されている方も多いかと思いますが、「ドライブレコーダー(ドラレコ)」についてのお話をしたいと思います。
日本では「あおり運転」の問題をきっかけに、一気に必要性が注目されるようになったドライブレコーダー。では、マレーシアではどうでしょうか?
私たちは、マレーシアだからこそドライブレコーダーを付けておくメリットは大きいと考えています。
もしも事故を起こしてしまった場合には『マレーシアでの事故対応』をご覧ください。
なぜドライブレコーダーを付けない?
ドライブレコーダーを付けていない方の理由を見てみると、
- 「取り付けると結構お金がかかりそう」
- 「フロントガラスに付いていると邪魔」
- 「自分は事故なんて起こさない」
- 「取り付けるのが面倒」
など、いろいろな理由があります。
しかし最近のドライブレコーダーはかなり小型化されており、取り付け位置を工夫すればルームミラーの後ろに隠すこともできます。配線もきちんと施工すれば、ほとんど見えないように取り付けることが可能です。
車種や製品にもよりますが、一般的な取り付けであればそれほど大掛かりな作業ではありません。
安すぎるドラレコには注意
ドライブレコーダー本体の価格も以前に比べると安くなりました。
ただし、ここで注意したいのが、「とにかく安ければいい!」という選び方です。
製品によっては、カタログ上では高解像度をうたっていても、実際に撮影してみると画質が十分ではなかったり、夜間や逆光でナンバープレートが確認しにくかったりする場合があります。
ドライブレコーダーは、走行中ずっと映像を記録する機械です。昼間、夜間、トンネル、逆光など、走行中は明るさが常に変化します。そのため、単純な「解像度」だけではなく、明暗差への対応や夜間撮影性能なども重要です。
いざ事故が起きてから、「映っているけどナンバープレートが読めない……」では意味がありません。
「私は事故を起こさないから必要ない」は本当?
これはドライブレコーダーについて、よくある勘違いの一つだと思います。
自分が安全運転をしていても、事故に巻き込まれる可能性はあります。マレーシアで運転していると、
- 急な車線変更
- スマートフォンや脇を見ながらの運転
- 突然の割り込み
- バイクの予想しにくい動き
などに遭遇することがあります。
つまり、「自分が事故を起こさない」ことと「事故に遭わない」ことは別の話です。
マレーシアでは「事故の状況を証明できること」が重要
ここが今回、一番お伝えしたいポイントです。
事故が発生すると、「相手が急に車線変更してきた」「いや、そっちがぶつかってきた」など、お互いの言い分が違うことがあります。
特にマレーシアで生活している日本人の場合、事故現場で英語やマレー語を使って状況を説明しなければならず、言葉の問題で自分の主張を十分に伝えられないことも考えられます。
そんなときに、「実際に何が起きたのか?」を映像で確認できる可能性があるのがドライブレコーダーです。
マレーシアの事故処理では、特殊なケースを除き、実務上はどちらか一方の責任が大きい「100:0」か、責任の所在を明確に判断できない場合などに「50:50」という扱いになるケースが多く見られます。もちろん事故の状況や証拠によって判断は異なり、必ずこの2つの割合になるという意味ではありません。
ここで重要なのが、「どちらが悪いのか分からない」という状況をできるだけ避けることです。例えば、相手の急な車線変更によって事故が起きたとしても、その瞬間を証明できるものがなければ、お互いの主張だけになってしまう可能性があります。
しかしドライブレコーダーに事故の瞬間が記録されていれば、「相手が突然車線変更してきた」「こちらは自分の車線を走行していた」といった事故発生時の状況を、映像という客観的な資料で示せる可能性があります。
つまりドライブレコーダーを取り付ける大きなメリットの一つは、本来こちらに責任がない事故なのに、証拠がないため責任関係を明確にできない、という状況を減らせる可能性があることです。
もちろん、ドライブレコーダーがあれば必ず自分が有利になるわけではありません。当然、自分に過失があればその状況も記録されています。しかし、「言った・言わない」ではなく、映像という客観的な資料を残せることが大きなメリットです。
保険のためにも「事故を証明できる資料」は大切
マレーシアでは、事故の責任が相手側にあることが確認されれば、条件を満たす場合、自分の保険会社を通じてOwn Damage Knock-for-Knock(OD-KFK)で修理し、NCD(No Claim Discount)を維持できる仕組みがあります。
その他Third Party Claimという相手の保険会社に直接請求することも可能となります。
保険についてのご質問も承ります。
そのため、事故後に「どちらに責任があったのか」を確認することは非常に重要です。
ドライブレコーダーは保険そのものではありません。しかし、事故が起きた瞬間を記録しておくことで、警察への事故状況の説明をするときの重要な資料になる可能性があります。
なお、マレーシアでは「ドラレコを付ければ必ず保険料が安くなる」という制度はありませんが、保険会社によってはドラレコなどの装備を保険料に反映する可能性もあります。保険については各保険会社・契約内容によって条件が異なるため、ご自身の保険会社に確認してください。
事故以外でも役に立つ
ドライブレコーダーが活躍するのは事故だけではありません。当たり屋などのトラブルや、車の周囲で起きた出来事を記録できる可能性もあります。
ちなみに私はマレーシアで過去に一度だけ、生身の人間の当たり屋と思われる人に車へ向かって走ってこられた経験があります。間一髪で避けることができましたが、それ以来、できるだけ路肩ギリギリを走ることは避けるようにしています。こういった予想もしない出来事が起こる可能性があるのが道路です。
意外と楽しい使い方もあります
ドライブレコーダーは「事故のためだけの機械」でもありません。ドライブ中に見つけた面白い出来事や景色、「あのお店、気になる!」と思った場所などが、偶然記録されていることもあります。
GPS機能を搭載したドライブレコーダーなら、製品やアプリによっては映像と位置情報を組み合わせて確認できるものもあります。旅行やドライブの記録として見返してみると、意外と面白いものです。
ドラレコは「事故を起こす人」が付けるものではありません
「私は事故なんて起こさないから、ドラレコはいらない。」そう考える方もいらっしゃると思います。
でも、自分が事故を起こさなくても、事故に巻き込まれることはあります。そのとき、「自分は悪くなかった」と説明するだけなのか。それとも、「この映像を見てください」と言えるのか。この違いは決して小さくはありません。
ドライブレコーダーの本来の役割は、事故を防ぐことだけではなく、万が一のときに自分を守るための記録を残しておくことだと思います。もしもの時の、強い味方になってくれるはずです。
大事な人のためにも、自分自身を守りましょう。
私共TIGER SHOJIは、すべての方の快適・安心・安全なマレーシアカーライフを応援しています!
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ドライブレコーダーの取り付けをご検討の方は、お気軽にTIGER SHOJIへご相談ください。現車確認・お見積りも承っています。
お車のことで気になる点があれば、まずはTIGER SHOJIまでお気軽にご相談ください。

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