[マレーシア]車の運転は大丈夫!

マレーシア

海外で車を運転するのは難しいのではと思われている人も多いと思います。
実際はそんなに難しいことではなく、流れだけでも知っていればなんとかなります。

マレーシアは日本人が移住したい国でいつも上位に入る国で、大変生活がしやすい国となっております。
アジアでは珍しく英語が通じる国ですので、最近ではお仕事や移住だけでなく、お子様の留学先で来馬される方も大変多くなっております。

日本ではペーパードライバーでもできる車の運転ということで、日本との違いや気をつけないといけないことご紹介していきたいと思います。

マレーシアで約10年、自動車売買サポート・整備、事故対応等の実績よりお話をいたします。

私のお客様の中には「初めてハンドル握るのがマレーシアです」という母子留学のお母さんもいらっしゃいますが、無事故でお子様と楽しくマレーシアで留学生活を送られています!

運転がしやすい点

日本人がマレーシアで運転するのに対して、運転し易い点は

右ハンドル

日本と同じ右ハンドルであることです。
左ハンドル車両はほとんど皆無で、もしも左ハンドルの車に乗っているとかなり苦労します。

左側走行

こちらも日本と同じ左側走行であることです。
日本と全く同じ感覚で運転ができますので安心です。

基本的におおらかな国民性

運転は荒いですが、基本的にはおおらかな人が多いです。
こちらがやむを得ない無理やりな合流や危険な運転をしてしまっても日本のように喧嘩になったりはほとんどなしです。

優し人が多い

路上でトラブルや、事故が起こってもいろんな人が寄ってきて助けてくれることが多いです。
例えば、もしもパンクでタイヤをはめ替えてくれたなど、何か労働をしてもらったらチップくらいを払ってあげてください。

注意が必要な点

もちろん注意点の方が多いですが、しっかりと注意をすれば特に問題がなく運転できます!

ランナバウト

日本にはない道路の仕組みで、交差点の種類です。
信号がない交差点で、交差点内にある丸を時計回りに回り、直進もしくは右左折していきます。
交差点に入るタイミングや出て行くタイミングが慣れないと少し怖いです。
ランナバウトだけの場合や信号とランナバウトとの組み合わせもあります。

バイク

運転をする際に一番気をつけないといけないことです。
日本のようにウィンカーを出しているから、曲がる方向には来ないだろうという常識は通用しません。
しっかりと周りを目視して車線変更や右左折をしないと、本当にバイクは突然現れます。

車線

車線が突然なくなる時があります。
みんな大体の勘で走っています。
ここもおおらかな性格の方が多いので、左右によって来ていても基本的に揉めたりはしないです。

信号

どの信号を見ればいいのかわからないや、よく壊れています。
壊れている信号の改修には少し時間がかかります。
また信号無視をする人も普通にいますので、赤は止まれ、黄はできるだけ止まれ、青は気をつけて走れでの走行を心がけましょう。

道路

至る所にバンプと呼ばれるスピード抑制用に作られている大きな凸があります。
暗い夜道だといきなり現れることがあるので、注意が必要です。
その他にもポットホールと呼ばれる穴が開いていることもあります。
この穴は突然に現れるので、かなり注意が必要です。高速道路であっても稀に穴が開いていたりするのでびっくりします。

詐欺

ブレーキ付近にわざと煙を出すような細工をして、煙が出ているから危険と呼び止め、ここからブレーキオイルが漏れているから修理が必要と話しかけられます。友人の整備士を呼ぶからと待たされ、路上で問題のない部品を交換されます。
その部品にしては高額な金額を請求されます。
実際に私のお客様も数名の方が被害に遭われています。

まとめ

こう見てみると注意点が多いですが、慣れると日本よりも走りやすかったりします。
私や私のお客様もマレーシアの交通ルールに慣れてしまうと、日本に帰った際に運転するのが怖くなります。
マレーシアではごくあたり前となっていますが、些細なことで揉めない(接触事故でも笑顔で話し合っている人たちもいます。)、煽り運転のように車間が近い、当然のように車両速度の超過などは日本ではなかなかないのではないかなと思います。

しっかりと注意点さえ押さえていれば全く問題なく快適に運転ができます。
もしもの時でも日本語で対応!
弊社、タイガー商事では、サブスク車両の契約の方には、必要に応じて自動車教習も実施しております。

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