【マレーシア】マレーシアでの車購入って難しいの??

移住先で大人気のマレーシア、赴任や留学、移住されてくる方が増えています!
そこで多くの方がマレーシアは車社会と書かれていますが、正直に言って本当に車がないと不便。
しっかりとした歩道もほとんどなく、高速道路みたいな道路だらけで歩いている隣を猛スピードで車が通るのもしばしば。
マレーシアへの赴任や移住が決まったら、まず車所有の検討を!

マレーシアでの10年以上にわたる自動車関連事業で培った経験から生きた情報をお届けします!

車の購入は、すごく簡単!

新車ディーラーや中古車ディーラーからの購入であれば、ものすごく簡単に車の購入はできます。
希望の車種をセールスマンに伝えるだけで、後は言われるがままの書類を提出して終わりです。
正直、誰でも買えます
英語ができなくてもなんとなく購入までたどり着けます。

新車の場合:

  1. 気になるブランドの新車ディーラーに出向く
  2. 実車を見せてもらう(必要であれば試走)
  3. 購入の意思を伝える
  4. デポジット・車両代金を払う
  5. 営業マンに言われた書類を提出
  6. 納車

中古車の場合:

  1. ネットから気になる車両を探す
  2. 気になる実車を見に行く(できれば試乗をする)
  3. 購入の意思を伝えてデポジット、車両代を払う
  4. 営業マンに言われるがままに必要書類を出す
  5. 納車を待つ

中古車を見れるWebサイト

  • CARSOME
    マレーシアを拠点とする中古車販売プラットフォームで、中古車の買取や販売に関するさまざまなサービスを提供しているサイト
  • CARRO
    ビジネスモデルはほぼCARSOMEと同じ中古車販売プラットフォームで、中古車の買取や販売が可能。my Tukarと言う名前であったがCARROと名前を変更している。
  • MUDAH.my
    オンラインでの販売や広告に特化した人気のあるプラットフォームで、自動車、不動産、家電製品、ファッションアイテムなど、さまざまな製品やサービスを取引するためのオンラインマーケットプレイスです。 個人間での取引や企業による売買が可能で、広範な商品カテゴリーで利用されているサイト

個人間売買は少しハードルが上がる!

マレーシアでは個人間での取引も多く、MUDAH.myFleamarket Harimauはもろにそれである。
個人で個人間売買をするには少しハードル高くなる場合がある。

ハードルが上がる理由:

言葉

言語(英語、マレー語、中国語)ができない日本人の方や、逆に英語ができないマレーシア人もいるため、コミュニケーションができない時がある。書類を集めたり、名義変更などの時にかなり困ることになる。また名義変更をする際の書類は全てマレー語

個人で出しているために実際の車のコンディションがわからない。車の知識や良し悪しを見極める目がないと故障車両、事故車、水没車を買ってしまうかも。もしも悪い車両を買ってしまうと売り抜くのが難しい

支払い

個人間売買になると車両代は、ほとんどの場合、一括での決算になることが多いので、初期費用かかる。ローンを組むことが至難の業

名義

書類全てがマレー語で行われる名義変更が難しい。
必要書類がない、書類不備、ローンが残っている、罰金などがあると名義変更ができないことも。

一番大変なのは帰国時

日本人には必ず訪れる帰国時
その時が一番めんどくさい!

車は帰国日の当日まで乗れない

実は帰国する前が一番忙しい
帰国が決まってからも、

  • 引越し準備で荷物の運搬、直前まで使うものも多くて帰国直前まで車が欲しい。
  • 出社しないといけない
  • 帰国が決まってからも直前までは子供の送り迎えがある。
  • 挨拶回り

上記以外に車を手放すために

  • 車の売り先を決める
  • 名義変更
  • 名義変更前の専門機関による車両点検
  • 専門機関の予約

マレーシアは何が起こるかわからない国であることから(書類の不備、機関のシステムダウン、違反やローンの有無などなど)、名義変更できなかったことを考慮してリスケができるように1週間以上の余裕を持つことをお勧めします。
もしも名義変更をせずに帰国をしてしまうと、名義を帰るのに余計な時間、費用が発生します。

まとめ

購入する際は「どの車にしようか」や「車でどこに行こう」などの楽しい予定などでワクワクしますが、購入の時に売却の時を考えている人はなかなかいません。

私がビジネスをしている中で、売却する時に「帰国まで時間がなく、急いで手放さないと」や、「1週間も車がないのは困ります」と言うような方を多く見てきました。

日本人の場合、絶対に帰国があり、購入した車は数年後には手放すことになります。そのようなことを考えると、車を所有しない乗り方であるサブスクも検討の余地があるのかもしれません。サブスクだと帰国の当日までなんの心配もなく乗ることが可能。

購入ももちろん良いところはありますが、マレーシアではサブスクも検討する価値は大いにあるかもしれないですね!